スピリチュアルを学び始めると「邪気」といつた普段あまり聞きなれない言葉を聞くようになります。邪気とは簡単に言うと言葉の通り「邪(よこしま)な気」つまり「悪い気」「マイナスのエネルギー」などを表すといえます。
そしてこの邪気は普通に生活していると、私たちの体についたり、取れたりを繰り返しており、「ずっと邪気が付きっぱなしや取れっぱなし」という極端な状態にはなりにくいのです。
ただ、邪気を受けやすい人、受けにくい人は存在しており、邪気がたくさんついて溜まってしまっている人は「運気が悪くなりがち」「体、心共に不調気味」になるわけです。このとき、邪気の受けや引き寄せやすさには先天的な個人差はあるものの、適切に対処すれば「邪気を払う」「邪気を受つけにくくすることは可能」であり、以下でこのことについて解説していきます。
邪気を受けやすい、エンパス体質な人の特徴
それでは、邪気を受け取りやすい方の基本的な性質について確認していきます。
マイナス思考、不安な気持ちが強い
誰しもネガティブな感情を抱くことは多々あるわけですが、あまりにも負の気持ちが続く場合では、邪気を引きつけやすい状態となりがちです。
類は友を呼ぶではないですが、自分がマイナスのエネルギーを出せば出すほど、そのエネルギーも同じ質のものが大きくなって帰ってくると理解しておくといいです。
生活習慣の乱れは邪気を受けやすくする
邪気というと「スピリチュアル的な要素だけ」の問題と考えがちですが、各生活習慣の乱れといった現実面の問題によっても寄せ付けやすくなります。
そのため「食事・運動・睡眠を整える」といった現実面を意識するだけでも十分に邪気を受けにくい状態に改善できるわけです。
例えば、食生活の面からは以下のような丼ぶり・揚げ物などの食事だけを毎日食べていれば、体調を崩しがちになります。
同様に、睡眠不足の状態では、現実的に考えても「不機嫌になりやすい」「ちょっとしたことにイライラしてしまう」などあまり良くないことが起こりがちです。
他にも、運動不足で引きこもりがちな方であれば、基本的に血の巡りも、気の巡りも悪化する傾向となるのです。外に出なかったり、あまり動いていない方が「なんか調子が悪い」と感じるのは、これらが原因で邪気が溜まりがちな証拠ともいえます。
このようにさまざまな生活習慣の乱れが続くと、体調面が悪化することになり邪気を受けやすくなるので注意するといいです。
共感性が強い(エンパス体質)
また、「共感性が高い人」「人の気持ちをわかってあげたい気持ちが強い人」が邪気を多く放っている方との関わる時間が多くなること、自分自身にも邪気をとりこみがちです。結果として、体調、メンタルを悪化させる傾向にあります。
あなたがもし人に対する共感性が高いという実感があれば、後に解説するような具体的な邪気払い対策を行うようにしましょう。
他者への依存心が強い、自立していない人
なお様々な面で依存心が強い方は、邪気を受けやすい人といえます。これは、人への依存度が高いと、相手に対して過度の期待をしがちになるために起こるわけです。
そして、期待が高まれば高まるほど、自分の思い通りにならなかったときの反動が強くなり、「あの人は何もしてくれない」と批判の気持ちを抱きやすいのです。
結果として、マイナスのエネルギーを自分から発しやすく、邪気を受け取る傾向が高まります。
自己主張が強すぎる
なお、他にも自分の意見が全てであり、他者の意見はおかしいと自己主張が強い方は、邪気を受け取りやすいです。
これは客観的に物事を捉えられない状態になり、常に自分の考えが正しいと考えがちにあるためです。
バランスのとれた自己主張はとても大切ですが、他の意見を受け入れられないような批判の気持ちが高まっているときは、邪気を引き寄せやすいわけです。
このように、様々なパターンで邪気を受け取りやすい状態になることがあるわけですが、いずれにきても「バランスが取れていない」状態が長く続くことが、邪気を受けやすくしているといえます。
邪気を払う、受け付けなくする方法
このような邪気ですが適切に対処することによって、受け付けにくくするのことが十分に可能であり、以下で各詳細内容を確認していきます。
笑顔や明るくすることを心がける
邪気を受け付けなくする対策としては、やはり「笑顔でいる」「明るさを心がける」ことが最も効果的です。邪気といった負のエネルギーからみると、笑顔などの明るさの象徴は苦手なのです。
逆に、一般的に「笑顔でにこにこしてて、元気で明るい人」をみて、楽しい気持ちになりますよね。
そのため、この笑顔でいることは、邪気を受け付けなくし、開運できる方法の1つといえるわけです。
なお、どうしても笑顔になれないようなきつい出来事(仕事での大きなミスをした、失恋したなど)が起こることもあるでしょう。このような場合には、無理に笑顔を作るのではなく、まずは「悲しい、辛い」という感情を感じ切るのが先決です。
徐々に余裕が出てきた頃に、無理せずに明るく、笑顔にふるまえるようになっていきましょう。
どんな人でも笑顔の瞬間がやっぱいいよね
私もできるだけ笑顔でいよっと!
ありがとうございますを唱えたり、アファーメーションを唱えたりする
また、邪気を跳ね返すためには言霊の力を借りるのも1つの手法といえます。
具体的には、「ありがとうございます」などのいわゆる「いい気が流れる言霊」を唱えたり、あなたに適したアファーメーションを言ったりすると、邪気を受けにくい、守られたような状態に変化していけます。
なお、詳細内容は以下で記載していますので、参考にしてみてください。
一旦邪気を受けている原因から距離を置き、休息することも大切
なお、共感しやすい人も、依存的になりやすい人も、自己主張が強くなりやすい人も、このようにバランスを大きく崩す原因となる方や環境があるものです。
そして、「あまりにも邪気まみれになっている」との実感があるのであれば、一旦原因から距離を置くのもいいです。
もちろん、本質的には相手の問題ではなく、自分自身の問題なわけですが「時には原因から離れると言う手法もok」「逃げるという選択肢をしても問題ない」ということを理解しておくといいわけです。
人間ある程度の期間を置き、しっかりと休息すれば、邪気が払われることも多いといえます。