「感動した」「嬉しいことがあった」「つらいことあった」ときなどの状況下で、私たちは自然と涙が出てきます。
ただ、改めてこの「泣く」という私達に元から備わっている機能を客観的に考えると、「実はもの凄いこと」といえるでしょう。これは、単純に涙が出てくるという物理的な機能だけではなく、「心がすっきりとして、とても癒される」といった精神面で私達を助けてくれる働きがあるためなのです。
ここでは「涙を流す状況」「涙(泣くこと)の浄化作用」について解説していきます。
涙が出てくる理由
涙の浄化作用について考えていく前に、どのような場面で「泣く」ことになりやすいのかについてさまざまな状況を考えていきましょう。
感動や嬉しさから泣くことがある【感動の涙とスピリチュアル】
私たちが生活している中と「嬉しい、楽しいといったポジティブな感情」や「つらい、きついなどのネガティブな感情」の両方を感じます。
中でも、
・大きな目標を達成できた
・みんなと素晴らしい作品を作り上げた
・素敵な映画を見たり、音楽を聴いたりした
などの状況下で、感動の涙を流すことがあるでしょう。
後にも解説しますが、このような嬉しさを元にして「泣く」と本当に幸せな、何ともいえない気持ちになりますよね。
辛い・きついことから泣くケースもある
なお、嬉しいなどとは逆で「大変なこと・しんどいこと」があると、泣いてしまうことがあるでしょう。
例えば、
・仕事で大きなミスをした
・恋人やパートナーと失恋したり、喧嘩したりした
・試験などで頑張ってきた目標を達成できなかった
などが挙げられるのです。
このような状況で、ネガティブな感情からくる涙を流すことがあります。これらの感情的な面での「泣く」ことは誰しも経験するものであるため、容易に理解できると思います。
残った空間のエネルギーに反応し涙を流すこともある
なお、「ポジティブな感情」「ネガティブな感情」に関わらず、大きなエネルギーが残っている場合に来た場合には、それに応じて泣く方もいます。
特に「共感しやすい方」の場合は、その影響を受けやすいために、
スピリチュアル的な涙の意味
上述のように、泣くことのパターンはさまざまなありますが、結局のところは「本当の自分」「魂レベルの自分」に近づくために涙を流すのです。
つまり、心の深くにある魂レベルでの考え方から、より乖離しているほど、それを元に戻す反動として「浄化」を起こすために、勝手に涙が出てくるわけです。よって「涙が溢れて止まらない」「急に涙が出る」「悲しくないのに涙が出る」などは、本来の自分自身を見失っておりそれが蓄積されてしまったことが、急に爆発することで起こるようなイメージといえます。
いずれにせよ、スピリチュアル的に「涙がでる」ことの意味は、「浄化」して「本当の自分に使づくため」に起こることなのです。