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神社での参道の歩き方は真ん中を避けるべき?左右どちらがいい?砂利の意味は?【参道と産道の関係性】

「運気を上げたい」「浄化を促進したい」などの理由から神社に行く方は多いです。

ただ、なんとなく神社に行って参拝しているはものの、神社でのより開運・浄化が進むための参拝方法やその理由について知らない人の割合は高いです。

例えば、神社にてお参りをする本殿に行く前に必ず「産道」を通りますが、この産道が設置されている意味やどう歩くと開運効果が高まるのかについて理解していますか。

ここでは

・神社における産道やそこに設置されている砂利の意味
・歩く場所は産道の真ん中は避けるべきか?左右のどちらがいいのか?
・曲がる産道は良くないのか?まっすぐの方がいいのか?

 

について解説していきます。

神社における産道やそこに設置されている砂利の意味【参道と参道の関係】

まず、神社自体にお参りに行く本来の意味・目的についてはこちらで詳しく解説していますが、基本的には

・浄化を促進する空間(すっきりできる)
・大いなる何か(創造主)への感謝を伝えるために場所
・あなた自身がどうなりたい・在りたいのかを宣言し、現実化しやすくするための場所

などが挙げられます。

これらは神社に設置されている各構造物の働きなどによってもたらされる効果といえます。そして、各々の神社の部材にはそれぞれの設置されているがあります。

例えばどの神社にも参道がありますがこの「産道」とはあなたについた「邪気」を祓い、浄化された状態で本殿に向かうための場所として設置されています。

具体的にいうと、産道に敷き詰められている砂利を踏みしめることによって発生する「シャリシャリ」とする音の力によって、あなたについている邪気を払っているのです。

以下のようなイメージです。

数珠を擦り合わせることでの音などと同様の意味があると理解しておくといいでしょう。

もちろん砂利を蹴るなど遊んでしまうのは他の参拝者の方に迷惑をかけるためおすすめはできないですが、しっかりと踏みしめて砂利の音を立てて歩くことは浄化のためにやはり大切なことです。

なので、神社の参道は神聖な場所であるため「音を立てすぎないよう静かに歩いたほうがいいのかも」と考えていた人は、「全然普通に歩いていい」ことを理解しておくといいです。

同様に産道の砂利が神社の方によって整備されている場合、「ここは踏んで歩かない方がいいのでは?」と気にする方を見かけたこともありますが、これも上述の通り浄化があまり進まなくなってしまうので避けましょう。

開運のための神社の参道の歩き方【真ん中を歩くべき?左右を歩くべき?】

このように参道での浄化・開運効果を得るために「きちんと砂利の音を立ててあるく」「産道にてある程度の長い時間・距離を歩く」ことをした上で、本殿での参拝に移った方がいいですね。

なお、産道の真ん中は慣習的に神様の通り道として扱われているために、なるべく避けておくといいです。ただし、巷でいわれているような「産道の真ん中を歩いたからといって罰があたる・運気が下がる」ようなことはないため、気にしなくて大丈夫です。

また真ん中ではなく左右のどちらを歩くかについてですが、これは神社によって定められたルールに従う方がいいです。というのも、伊勢神宮などの大きい神社では基本的にその通行方法が決まっているケースが多いからです。

例えば、伊勢神宮における外宮では参道では左側通行であるのに対して、内宮では右側通行などと規定されているのです。

そのため、人が多い場合では単純にそのような参道での通行の仕方の流れが出来ていることが多く、これと違う歩き方をするとその流れを妨げやすくなってしまうわけです。

なお、多くの神社では左側を歩くことが正規の歩き方としている場合が多いことも理解しておくといいです。

また、基本的に左右において右は男性的な発するエネルギー、左が女性的な受け取るエネルギーの象徴といえますが、これは回転でも同じといえます。

つまり、右回転(左側通行で入って帰る)ではより増幅・放出といった活動のエネルギーを上げることができると考えることもできます。逆に、左回り(右側通行で入って帰る)では、よりリラックス、ブレーキ・浄化を促進できると捉えられるわけです。

そのため、いまのあなたにはどちらのエネルギーが必要かを感じた上で、それを整えられるような形で参道の通り方の「右か左か」を考えるといいです。

神社の参道がまっすぐなところがいい?曲がっていると怨霊がいるのか?

なお、神社の参道はまっすぐな方がいい、曲がる産道には怨霊がいるなどの口コミを見かけることがありますが、これはないですね。

上述の通り、神社の参道には砂利を始めとして浄化の効果があり、その長さや砂利の踏みしめ方が大切なわけです。

そのため、、まっすぐか曲がるかはと浄化の作用には関係がありません。しいていうのであれば、曲がっている方が距離的に長いケースも多く、その分浄化が進むような場合も実際にあります。

上述のような、産道の意味や開運のための歩き方を意識して、より開運をすすめていきましょう。

まとめ